経済
BI導入で議論されるべき点 ①:制度の安定性 ②:現金支給?現物支給? ③:どのくらい支給するの? ④:人を生産的に保つには? 3回に渡ってベーシックインカムについてそのメリット、デメリットだけでなく、社会福祉や政府のあり方などの視点から述べてきた。…
シンプルな政策にすべき単純な理由 思い込みに反するデータを受け入れる 思い込みを捨てよ、データを見よう 今必要な政府とは、大きなバスケットではない 2回に渡ってベーシックインカムを軸とした社会保障について述べてきた。前回のはこちら。 usamax2103.…
ベーシックインカムは「『無条件で全国民に』給付」を特徴としている。この特徴こそが労働意欲を損なわないBI実現のカギだと思えるのだが、受け入れられにくいアイディアであろう。しかし、誰が支援に値するかを議論するのは貧困層の新たな生きづらさを生み…
現在の労働環境は何が問題か ベーシックインカムとは何か? BIは人を怠惰にする? BIのもたらすブラック企業淘汰 貧困とは人格の欠損でなく、お金の欠乏である BIは、人に選択肢を与える 現在の労働環境は何が問題か 労働環境にまつわるニュースはいつの時代…
toyokeizai.net <目次> 「即禁止」は大抵良くない そもそも何が問題になの? 外部性対策の大まかな枠組み 対策は政府よりも民間で行うべき 具体的な政策提言 都議会がタバコに関する条例案があることを公表したことを受けて、タバコについての論議がまたも…
経済学というものについていくつか記事を書いてきたが、一口に経済学といってもその分野、内容は多種多様である。経済学という名前を冠している以上、何かしらの形で経済、つまり財、サービスの生産、ならびに交換といった行動について分析するものなのだが…
先日、品川駅で電車待ちをしていたときのことである。 その日は雨の影響で電車が遅延しており、フォームに着いてから少し時間があった。その間手持ち無沙汰で過ごすのも何となく気が引け、不意に缶ボトルコーヒーが飲みたくなったので、自販機に向かった。 …
既に二回に渡ってVALUについて考えてきた。前回はVALU価格の変動と資金調達との関係について考えてみた。まだ読んでいない方は、是非読んでみて、どうぞ。 usamax2103.hatenadiary.com 今回は、評価経済が経済全体にどのようにプラスの影響をもたらすか、そ…
前回の記事で、評価経済を代表するサービス、そして評価経済そのものの全体像について考えてみた。 usamax2103.hatenadiary.com 今回は、前回の続きで、VALUにおけるプレイヤーの行動を考慮し、VALUがどのように機能するかついて書いていく。
VALUというサービスをご存じだろうか。ざっくり言えばこれは個人が資金調達に使うサービスである。各種SNS上の有名ネットユーザーや有名ブロガーが使い始めており、ネットビジネス界隈では大きく盛り上がっているようである。しかし、これに対して方々で批判…
経済学は、文系学問の中で、もっとも数学を用いる学問であるといえよう。経済学部は一応世界史、日本史などの履修が必要な文系学部であるが、数学2Bまでを入試科目に設定している大学も少なくない。大学での経済学講義では、入門レベルならまだしも、標準レ…
前回の続きである。まだ未読の方はこちらから usamax2103.hatenadiary.com (続き)その日は、インターン前に知人と会っていたが、どうにも嫌なことを言われ、業務に向かう前から不機嫌であった。お前の考えてることは間違っているだの、自分を否定されるよ…
文系学問は常に役に立たないと言われている。文学なぞ社会に出て役に立つのか、政治家にならないのに政治学をやるのか、などなど。私の専攻は経済学であるが、これも文系学問の一つであり(の割には数学を多用する)、「抽象的すぎる」「非現実的だ」などの…
前回は、貨幣によって価値が保蔵されない社会は、物の流通が滞り、貧困に陥る可能性について検証した。検証過程については詳しく見ていただきたい。 usamax2103.hatenadiary.com 今回は、感謝社会の持つもう一つの問題点について考えていく。 その問題点とは…
さて、前回の記事ではキングコング西野氏が自作の絵本を無料公開したことを受けて、正当な理由もなく商品を廉価、もしくは無料で提供することがいかなる弊害をもたらすか考えた。結論としては「不当に安い価格設定は長期的に見れば格差の固定と社会全体の貧…
お笑いコンビ、キングコングの西野さんが、元々2000円の自作の絵本を無料公開することを決めたそうで(http://lineblog.me/nishino/archives/9256089.html)、案の上twitterでは当然賛否両論の合戦状態。 そもそも何故この決断に至ったのかというと、「2000…