平凡学徒備忘録

Know your enemy with warm heart and cool head.

経済学はどう役に立つか~効率性と市場の失敗~

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出典(京エコロジーセンターホームページより)

http://www.miyako-eco.jp/highmoon

 

経済学は役に立たないとよく言われる。経済学という字面だけを見ると、経済を学ぶのだろうというのは分かるが、結局学んでどう役に立つのかは分からない。経済学というのはどうやってお金を稼ぐかとか、株価の予想でも行っているのだろうが、結局、経済は複雑なのでそんなことを分かりっこない。しかも、合理的経済人とかいう現実離れした仮定を置いているらしい。このように考えて、経済学なぞ役に立たぬという結論に至るわけである。

そんな解決しようもない疑問を立て、分かりづらい専門用語を作り、研究対象は自然現象でもないのにも関わらず数式を多用している様を見たら、どうも胡散臭い学問だし、結局経済学では何をやっているのか分からないというのが専門外の人の率直な感想だろう。

この類の主張は、まず「経済学はお金儲けを考える学問だ」と誤解している。残念ながら経済学を学んでもお金儲けの直接の役に立つわけではない。

 

では経済学で扱う主要な問題は何かというと、「有限な資源をいかに効率よく配分するか」ということである。

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専門的な勉強と問題解決

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最近色々あり、自分は何を勉強すべきかとか、専攻として学んだ知識をどう活かせるかといったことについてあれこれ見直すようになった。そういったことを考えていく中で、勉強という行為についてある程度まとまった考えが整理できたので、今回はそれを書き記していく。

ゴールデンウィークというのは、大半の学生にとって新しい環境での勉強に身が入らなくなり、勉強意欲が下がりまくる期間でもある。そんな中でも、この記事をきっかけに自分の勉強を省みて、少しでも意欲が留まれば幸いである。

 

勉強の目的は人によって趣味だったり実用だったり色々あるだろうが、今回は問題解決の手段を得るために勉強するという、実用を目指すケースについてのみ言及する。さて、そういった勉強を効率よく進めるにあたって、そもそも問題解決というプロセスがどう進むかについて整理したい。

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デザイン、アート教育について

最近、弟がデザインの短大に進学したこともあり、デザインやアートといったものに興味を抱くようになった。そんな中でデザインに関する本を読み、また先日東京ステーションギャラリーで「くまのもの」という建築展を見てきて(http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201803_kengo.html)「ああ、こういう視点で展示品を見て考えればよいのだな」と了解を得るようになってきた。と同時に、美術や技術の教育に問題意識を持つようになった。

美術や音楽、技術の授業は義務教育課程で誰でも受けることになる。課外学習などの名で映画鑑賞をしたり、美術館や博物館に連れていかれたりといった経験があるだろう。ただ、そういった授業を受けて、どれほどの人がデザインやアートといった話題を理解し、議論できるだろうか。「美術館とか博物館行っても別に楽しくない。何の感想も得られない。」と感じて終わってしまう人が大多数ではないだろうか。何を隠そう筆者もそうだった。

義務教育で美術の授業を履修しているにも関わらず、モノを見てもこういった状態になってしまう原因は、モノを見る視点や発想というものについて学校では教えられていないからではないかと思っている。

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不安商法は何故断りづらいのか

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  • 横浜のファミレスで聞いた営業トーク
  • 営業トークは何故断れないか
  •  高額セミナーが無駄なワケ

 

横浜のファミレスで聞いた営業トーク

これはPCを新しく買って、帰りにファミレスで一人、飯を食べていた時の話である。通された席の隣では女子高生数人がワイワイしており、その隣では一人の男が広げたノートパソコンの前に座っていた。灰色の服に黒のチノパンでマスクをし、なんだか大学生のような恰好であった。この男を仮にAと呼ぼう。

さて、腹も空いていたので気にせずリブロースステーキを頬張っていたが、ふと入口の方を見やると、サラリーマンと思われるワイシャツ姿の男が二人入ってきた。ここではBとCとそれぞれ呼ぶ。そして彼らは、その大学生風の男、Aの前に座った。

ワイシャツのうち一人が「初めまして、Bです。」と座っていた男、Aに言ったことから、AとBは初対面なのだろう。

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「正しさ」を遂行するコスト

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「倫理的に正しくありたい」「理想的な人生を送りたい」「倫理的に正しくあってほしい」...人はいつでもこういった願いを持っているだろう。だからこそ人は罪を犯した人を糾弾するし、一方で自分が非難されるとしばしば自己弁護や正当化を試みる。

しかし、倫理的な正しさというのは時代や社会状勢によって大きく異なる。よって常に「何が正しいのか」を巡って争いが起こる。かつてはそれが、例えば宗教戦争という形を取って発生した。しかし現代では、武力による解決は許されないという共通理念と情報技術の進歩により、それらは言葉による争いに変わった。SNSで度々起こる炎上とそれにまつわる様々な論争というのは、現代版「正しさを巡る争い」の現れだろう。

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勉強って何の役に立つの?~学問と科学教育批判~

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  • 大学入学以来の疑問
  • 理学的問いと工学的問い
  • 現在の教育の問題点
  • 教育に必要なもの
  •  結論、まとめ

 

大学入学以来の疑問

大学に入学して経済学の勉強を始めてからというもの、ずっと抱き続けてきた疑問がある。それは、「経済学って役に立つのか?」ということである。世間一般の経済学への評価といえば「経済学なんてただの机上の空論に過ぎない」「経済学者の言うことなぞアテにならん」「経済はまるで良くなってないじゃないか」「というか文系学部なんて要らないだろ」「当たり前のことを難しい言葉に言い換えるだけの学問だ」「経済学なんて知らなくても生きていけるし、実際ビジネスの現場では使わない」「経済学はお金儲けのための学問だ」「こんなのイデオロギーにまみれた紛い物だ、客観的に議論などできはしない」...などなど、どれも良いものではないようだ。

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社会科学はインチキか?~問いの立て方と工学~

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こんなツイートがバズっていた。

 こういった揶揄は社会科学批判としてよく挙がるものであり、リプライ欄でもこのツイートに同意し、社会科学はインチキだ、経済学者はインチキだというツイートが見受けられた。

まあ気持ちは分かる。TVをはじめとした各種メディアに出てくる経済学者、社会学者がよく分からない単語を羅列したり、常識はずれな事を言ったり、目にあまる言動をしているのを見かけると、学者というものに胡散臭さを感じてしまうだろう。それに加え、例えば政府の打つ経済政策は経済学者の意見を取り入れてるはずだろうに、一向に経済が良くなる兆しが見えない。こういった実感を元に判断すると、どうもケーザイガクなるもの、ひいては社会科学というものは信用ならんとなってしまう。文系学部廃止論もこういった不信感が背景にあるのだろう。

 

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