ビジネス
No cash on the table(テーブルの上に現金はない)とは、経済学の主な主張のひとつであり、「テーブルの上に現金があるなら、誰かがそれをくすねるはずだ。だから手付かずの現金などあるはずはない」という意味である。 経済学のジョークにもこんなのがある…
先日、品川駅で電車待ちをしていたときのことである。 その日は雨の影響で電車が遅延しており、フォームに着いてから少し時間があった。その間手持ち無沙汰で過ごすのも何となく気が引け、不意に缶ボトルコーヒーが飲みたくなったので、自販機に向かった。 …
前回の記事で、評価経済を代表するサービス、そして評価経済そのものの全体像について考えてみた。 usamax2103.hatenadiary.com 今回は、前回の続きで、VALUにおけるプレイヤーの行動を考慮し、VALUがどのように機能するかついて書いていく。
こんな記事を書いた。 usamax2103.hatenadiary.com 話し合いだけでは物事は解決しない。対話の果たす機能とは問題の確認など情報を整理することである。相手の行動を変えたいなら、相手が何に基づいて行動するのかを知ることが不可欠であるし、それは説得な…
今の日本では、何か物事を決定したり、相手に何かをさせる、やめさせるための手段として暴力を用いることは禁じられており、話し合いで解決することが最も好ましいとされている。交渉に乗らないからといって相手を殴ることや、隣の住人の騒音を止めさせるの…
ゲーム理論という言葉を聞いたことがあるだろうか。経済学の比較的新しい一分野であり、人々の行動を考える理論である。前回絵師の報酬価格決定について考える記事でこれについて触れたが、今回はゲーム理論を知らない人のために、その全体像と応用例につい…
前回選択肢がないということはどのように危険かという話をしたが、今回は前回の選択肢の話を応用して、仕事の報酬決定のプロセスについて考えていく。未読の方は読んで、どうぞ。 usamax2103.hatenadiary.com 選択肢の話は投資だけに留まらず、音楽や絵画な…
例えば、チョコケーキを買おうと近所のスーパーマーケットに行ったとき、その店ではショートケーキしか取り扱っていなかったらどうだろう。あなたがもしチョコケーキを食べたいと思っても、取り扱われていないので買うことができない。もしあなたが作り方を…
前回の続きである。まだ未読の方はこちらから usamax2103.hatenadiary.com (続き)その日は、インターン前に知人と会っていたが、どうにも嫌なことを言われ、業務に向かう前から不機嫌であった。お前の考えてることは間違っているだの、自分を否定されるよ…
「合縁奇縁」や「一期一会」など、人との縁にまつわる言葉はたくさんあり、大抵縁は大切にすべきであるというような意味合いが込められている。ただ、思わぬ出会いが人生を豊かにすることがあるが、逆もまた然りである。世の中には不幸になる黒い縁が至る所…